ハーブの香りの鶏ハム
前項でベーシックな鶏ハムの作り方を紹介しましたが、次はちょっと凝ったハーブの香りのプロヴァンス風鶏ハム作りに挑戦しましょう。
材料(2本)
鶏むね肉
ローリエ |
2枚
1枚 |
A:塩
A:黒こしょう |
小さじ1
適量 |
ローリエは月桂樹の葉を乾燥させた香辛料で、英語でベイ・リーフとも呼ばれていますが、トルコ、ギリシャ、イタリア、フランスなど、いわゆる地中海沿岸を中心に栽培されるようになったので、ヨーロッパでよく使用されるスパイスの代表となっています。
その特徴は爽やかで明瞭な芳香があることで、香り付けには欠かせず、特に肉の臭みなどを消す働きがあるので、欧風カレーやポトフなどの煮込み料理には必須のものとなっています。
作り方
- まずは鶏ムネ肉の皮をはがし、肉の厚みが均等になるように切り込みを入れてください。
- 鶏肉の裏表にベースAをすり込み、肉の細い方からバランス良く巻き上げ、タコ糸で縦横両方からしっかり縛ります。
- ②を保存用のビニール袋に入れて、常温で約3時間置きますが、夏場は冷蔵庫に入れた方がいいでしょう。
- 次は鍋にベースBを入れて煮立たせてから、鶏肉を入れ、中弱火で20分煮ます。
- 火から降ろして鍋のまま6時間冷まして完成です。
※煮汁に6時間漬け込むと、ふんわり柔らかく仕上がります。スライスしてサラダに加えても美味しいですし、サンドイッチにも最適です。